「ありきたりでない和風の家を建てたい」という旦那さんの思いを反映し、落ち着いたデザインで自宅を建てたKさん夫婦。木で統一された天井や床、家具はあたたかみにあふれ、リビング壁は珪藻土のクロスで、まるで塗り壁の様な雰囲気を味わえます。
「そんなに坪数は広くないけれど広々と感じます」と話す奥さんの言葉通り、高天井で開放感のあるリビングや広めに取った洗面室など、ゆとりを持った間取りを実現。奥さんこだわりの収納はキッチンの壁やカウンター下、ファミリークロークなど欲しい場所に十分な容量を確保しています。2階には納戸も設けました。
家探しを始めてから、デザインが気に入った弘栄工務店の見学会はほぼ毎回参加したというKさん。書斎や建具のデザインの参考にした部分もあるそうです。特にこだわった和室の建具には3枚障子に、伝統技術を生かした組子の千本格子をアレンジした装飾を施しました。熟練の大工の技術によってつくられたデザインは部屋のアクセントになっています。
実際に暮らしてみて、家の性能にも感動したと話す奥さん。寝る前にエアコンを消してしまっても夜中まで家の中の暖かさが保たれているほど、断熱性が高くエコに快適に過ごせているそうです。

まるで秘密基地！？ デッドスペースを生かした趣味を楽しむ書斎

中2階には旦那さんの趣味の川釣りをもっと楽しくする部屋を設置。
子どもが小さくてもルアーなどの細かい作業に集中できます。勾配天井のおかげで3帖でも広く感じます。