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築100年の古民家をフルリノベーションされたK様邸の暮らしぶりを取材。

2025.01.22

山里にしっとりとたたずむ黒壁の古民家。

約100年の歴史を持つ自宅と増築部分をリノベーションし、モダンな古民家カフェと住まいに生まれ変わりました。

 

住宅兼カフェ店舗の古民家再生工事は、2期に分け前半は住居部分、後半に築100年部分をカフェと住宅玄関リビングに大改装させていただきました。

後半、築100年建物の方は瓦屋根以外スケルトン状態まで解体し、耐震改修を行いながらの工事でした。

 

今回「東海リノベーションvol.11」に掲載させていただくことになり、K様邸にお邪魔しました。

 


 

軒下に広がる土間のたたずまいを好まれ、新たに深い庇を作りました。

弊社のスタジオをヒントにしたそうです。

 

深い軒下を通るカフェのアプローチ。

枕木の通路やエイジング塗装したドアにときめきます。

カフェ看板は奥様お手製。

 

2階までのスケルトンにして、吹き抜けの大空間が広がるカフェに変貌。

梁や幅広の床板は、丁寧に磨いたり削ったりして再利用。

 

『この景色を見せたくて』とK様がこだわったのがカフェの奥に設けたピクチャーウィンドウ。

外構の塀が視界に入らないよう、窓辺を小上がりにする設計にも感服です。

 

念願の焙煎室が完成。

格子窓に焙煎する姿が映し出されて絵になります。

手前のテーブルは、幼い頃に家族が囲んでいた飯台(座卓)にアイアンの脚をつけてアレンジ。

 

カフェの雰囲気を左右する照明はK様ご夫婦がこだわって選定。

インダストリアル、レトロなど実に個性様々です。

壁に飾られた写真は娘さんの作品。

 

リゾートのような非日常を醸す深い軒下に広がるテラス。

天井と壁をグレーの塗り壁で仕上げました。

前開口サッシで室内とテラスが一体化し、カフェ空間にさらなる広がりを生み出します。

 

通り土間のギャラリーを室内窓から愛でる心憎い仕掛け

抜け感をもたらす室内窓はK様のアイデア。

店舗と住居を分ける通り土間をカフェからも眺められます。

アイアン風の窓は木枠を黒く塗装したもので、職人の手仕事がきらり。

 

土間には、図書カード入れなど昭和レトロな古家具を置き、奥様のフラワーアレンジメント作品をディスプレイ。

思わず写真を撮りたくなるような癒し空間。


 

この日の取材はカメラマンさんも大興奮!笑

終始、たのしく取材ができました。

 

フラワーアレンジメントの先生でもある奥様が飾るお花、ライトプランニングにもこだわった古民家をモダンにアレンジした落ち着く空間、K様ご主人の焙煎から丁寧に一杯一杯淹れるこだわりの珈琲と、奥様の作る自宅畑をはじめとする地元の素材を使ったスイーツを、堪能していただきたいです。下呂にお越しの際は是非お立ち寄りください。

下呂市乗政1013-3

Petite Foret(プティット フォレ)

 

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