225坪の有料老人ホームの建前を行いました。
前日は雨で危ぶまれましたが、願いも天に届き晴天の中無事建前初日をむかえることができました。
大規模な有料老人ホームの建築となると鉄骨造が一般的に多いのですが、オーナー様のご要望で木造で弘栄工務店に建築してほしいとお声掛けをいただき、このような機会をいただきました。
これまで大きい木造建物に携われることは、なかなか無い事ですので、担当スタッフも緊張感をもって慎重に事を進めております。
建前は4日間で、初日のメンバーは大工13名　スタッフは社長・所長・工務部長・小田・渡邉真・渡邉大・布川の７名、東と西とで別れてクレーン二台で進めました。（後半は巽や河合も加わり、スタッフ総動員です）

建物の横幅も長く、横の番付は「いろはにほへと・・・・・あさきゆ」までと聞いたことがない番付に大工さんも大変そうでした。

二日目も大変良い天候に恵まれ昨日の続きを仕上げて行きます。

午前中には二階の母屋組・吹き抜けの桁組を進めていきます。

二日目夕方には屋根下地も完了し、225坪とは思えないぐらい順調に進みました。これは匠の皆さんが
やるべきことをそれぞれが「あうん」の呼吸でコミュニケーションを取り、動いている結果だと改めて思いました。
作業が進み姿形を見ると、大規模だから鉄骨造という観念は捨て、木造でも十分良いもので、期待以上の建物が立ち上がることを学んだ一日になりました。
このようなチャンスをいただいたオーナー様に感謝です。