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2020年12月【日刊木材新聞】に掲載されました

2021.01.05

202011月に、弘栄工務店の新たな建物「CO-A Village」が完成しました。(20201122日竣工)


 
木造軸組み工法で、2階建て延床面積約80坪、岐阜県産杉や桧の一般流通材で斜めの木組みを天井全体に使用し、木材総使用量80立方メートルの木造非住宅建築です。南京玉すだれから着想した木組みを工夫し、最大9メートルのスパンに7メートルの天井高の空間を無柱で実現。構造設計は木講堂さんにお願いしました。

 完成して程なく、取引業者様を通じて同業経営者の勉強会で数社、岐阜県の木を取り扱う工務店が集う「ぎふの木の家協議会」の同業者様が訪問されました。後日、協議会の重鎮、弊社の5倍の規模の建設会社の尊敬するF会長より直々に協議会の集った日に参加できなかった社員にもぜひもう一度頼みたいとお電話があり、2週間のうちに30社約50名が、見学にお越しいただきました。
   
 [Life Design Space CO-A Village] は、1Fに美容室とカフェ、2Fは椅子をメインとした家具展示受注販売と貸しテナントスペースです。美と健康を意識した生活を豊かにするコトを目的に集まる人々が、飛騨の匠の技で仕上げたデザインされた美しい木組み、照明・家具・植物・小物と細部までこだわったインテリア、木の癒し効果を含めて、カフェで気軽に体感していただけたらと思い作りこみました。

建物の見学と合わせて、隣接のCO-Aリノベーションスタジオの会議室にて、パワポでこの建物を作るに至るエピソードや思いを説明しました。
 弊社は、先代が大工となり会社を立ち上げ、株式会社となってから40年。創業時より、現場の看板やシートやトラックに社名と一緒に書かれていたのは「住まいなら弘栄」というキャッチフレーズです。お客様のご要望を組み込んでプラスアルファの提案とそれに応える匠の技で手掛ける本格和風の木造住宅を手掛けてきました。そんな弘栄工務店が何故、非住宅事業に着手したのか? きっかけとなった5年前のエピソードは、やりたいこととして「チャレンジ」という思いです。また、その思いを後押しする別の大きな出来事がありました。

弊社の本社のある下呂市は今年の夏の大雨で山が崩れ大災害が起き、約30年前に建築したホームオーナー様の建物や弊社所属の大工さん作業場も悲惨な状態になりました。一年前も大雨で山が崩れ道路や鉄道が崩れ孤立状態になることもありました。その原因の一つは、伐採や間伐されず山が荒れて樹木の根がしっかりと定着していないから。それを改善するためには地元の木を活用し、山が活性化すること。その森林整備の促進の一環としても住宅だけではなく、これまで鉄骨造が一般的だった商業施設や保育園や診療所事務所などにもっと活用されると、山も地域の人も建物を使う人にも良い効果になると改めて実感しました。
 弊社のような、大工が集まる小さな工務店だからこそ、木を活かした空間が出来たと自負しております。もはや木造は住宅だけではない、商業建築でも十分生かせることの実証です。 


(2020年11月同業者の次世代経営者勉強会にて)

(2020年12月S建設様幹部の皆様来社)

建物を見て目を輝かせて下さり、つたない話でしたが「心の栄養になった」と、言っていただき良かったです。

30社の工務店様がこれを機に一件でも岐阜の木を使用し、オシャレな木の香りのする施設が増えれば幸いです。

そして、上記の取り組みが【日刊木材新聞】に掲載されました。

今井幸蔵

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