スタッフブログ
スタッフブログ
社長(今井)からの言葉
岐阜県からの依頼で大工を目指す高校二年生を対象に【中長期インターシップ事業】に参加して欲しいと申し出がありました。学生に弘栄工務店の大工さんの仕事を見学や体験することで大工の仕事観を理解してもらい、大工になりたいと志をもってもらえたらうれしい事です。岐阜県からの話では工業高校を卒業して就職した者の約67%の割合で退職しているようです。そのような事の無いように大工作業を実際に経験し、学び喜びにつながることが目的です。会社でも建前が続く非常に忙しい時期になり非常に悩みましたが、弊社も社会から一定の評価をいただいてこのような依頼があったことに感謝し、社会貢献だと思い、生徒の為に、大工不足の日本の未来のために!引き受ける事にしました。
9月から11月の火曜日に8時から16時まで、週一回あずかり、職場体験。
社長の話「大工さんの仕事とは」。
材木市場見学。
プレカット工場見学。
塀工事の体験。
建て方体験。
工事現場で無垢材フローリング張り。
工具箱づくり。
弊社の誇る匠会の協力のもと、無事完了。
9月、塀の込み栓を打つ。
後日の完成形
↓
10月には、建前に参加。(事前にホームオーナー様に許可をいただいております)
↓
11月、最終日は、自分の工具箱をつくる。
↓
完成!
インターシップ担当(小田)の言葉
大工の仕事の素晴らしさや奥深さが少しでも伝わるといいなと思いつつ、彼らが何を感じるのかも興味深く見させていただきました。彼らが今回の体験を通じて大工について一生を捧げる仕事にする覚悟を持てるのか、それとも違う仕事をするのかは分かりませんが、今後を考えるヒントになるような体験にしてあげられるために、言葉一つしっかり選びながら接しました。「職人の世界は厳しい」だけではなく、厳しい部分もあるが喜びも学びもたくさんあり楽しく働けることが、伝わるように。ここでの経験が何かの糧になればと願いたいです。
大工の皆さんに感謝です。