坂祝町　M様邸　　竣工

モデルハウス「無垢の家HIRAYA]に一目ぼれされ、「HIRAYAと同じ感じ」が打合せで合言葉になりつつあった、M様こだわりの家が竣工いたしました。
間取りはHIRAYAをベースに、いろいろ好みを伺いながら、タイルの色や大きさ、建具の樹種やデザイン、造作家具を決めていきました。

外壁の色は、モデルのHIRAYAのからし色とクロノイエの黒色で配色されています。
正面のジョリパット仕上げの黒がより落ちついた印象にしています。

これまで建築してきたモデルハウス外壁カラーの決める時に思っていたことは、初代モデルハウスの「無垢の家」は高山三町の建物、「クロノイエ」は軽井沢の木々に囲まれた中に建つ小さな別荘、「HIRAYA」は以前京都に訪れた時に見た町家の素敵な建物を思い出し、何年たっても「素敵」と思う好みの色合いは、そうそう変わらないなということ。モデルハウスも何年たっても「いいな」と思っていただきたいという気持ちと、私たちが建てる家によく合う、そして好みの色だということで決めました。
「クロノイエ」が12年、「無垢の家HIRAYA」が10年経ち、今なお、たくさんの方に気に入っていただけて嬉しいです。

玄関ホール境の建具は、モデルハウス「木屋°」の入り口戸のデザインを気に入っていただき、杉材で作りました。

木屋°の建具のデザインがこれになった背景は、当時、京都リッツカールトンホテルに使用してある格子戸に一目ぼれして、これを再現してほしいと、その写真を建具屋さんに見てもらい、オマージュしたデザインの戸が出来ました。
桟の太さがとても繊細で、高度な技術、美しい無垢材を使い職人の手仕事で作られています。
一本一本丁寧な作業によってつくられている建具たち、その職人さんたちも弘栄工務店の宝です。

奥様がキッチンに立つと全体が見渡せ、ご家族とコミュニケーションを取りあえることが出来ます。

リビングからは茶の間・ダイニング・キッチンと二階の部屋とも、ご家族の気配を感じ暮らすことができます。

奥様のこだわりのデザイン壁です。クラフトマンシップが効いたアートな壁がご要望で木のデザインが陰影演出して家を更に楽しくしてくれてます。

M様ご家族はとても仲が良く、今後もこの家を通じて末永く笑顔がたえない暮らしをしていただけることをお祈りしています。

担当　いまいこうぞう