先日、H様の竣工式でした。
H様は家づくりに対してとても熱心な方で、いろんな書籍を読み 知識を高め、知り合った頃は建築家などでも検討されていました。　
私が自宅に初めて訪問させていただいた時には、ご自身で作成した模型で家のイメージを熱心に説明してくださいましたことを思い出します。
約一年後、完成時には夢の家が形になり、100％満足していると喜んでいただきました。
H様の挨拶の中には「棟梁と毎日顔を合わせ家の話をすることが日課でしたが、大工工事が完了し棟梁が居ない現場を見たときに、すごく淋しくなりました。」とありました。
そこには、お客様と棟梁以上の信頼関係ができていたような気がしました。

安江棟梁の乾杯の挨拶です。
「奥様の笑顔に毎日癒されて頑張れました。」と感謝の気持ちを伝えていました。・・・

娘さんが、手作りした弘栄ロゴマークを棟梁にプレゼントしてくれましたよ。

LDKと和室とが全てひとつにつながった開放的な空間は、家族とのコミュニケーションを第一に考えたH様の思いが現れています。

二階ホールにある本棚には、弘栄工務店のロゴがいつまでも生きています。
H様が棟梁に何処かに入れて欲しいと言われ　実現しました。

間口、6.5メーターの敷地には町屋つくりが似合います。
丸窓や木格子でアクセントをつけた玄関へのエントランスは、京都の町屋を思わせる趣きがあり心を和ませます。

絶え間なく笑顔を向けてくださるH様のお人柄と、蓄えられた豊富な知識やお考えに支えられ、勉強をさせていただきながらの家づくりでした。
今後も家づくりだけでなく生活の中でも活かして行きたいと思います。
大変お世話になりありがとうございました。