大工の丁寧な手仕事を感じる、
すっきりと洗練された木の家

「弘栄さんで建てた家の、25後、 30年後を知っているからこそ、絶対的な信頼を置いてお願いしました」と話す奥様。実はご主人のお母様の実家を25年前に、さらに叔母様宅を30年前に同社で建てたという経緯があり、「30年たっても全く悪くなっていないし、とても快適。メンテナンスもとても親身だと聞いて、弘栄さんにお願いし たいと思っていました」と、同社に依頼することになった。桂ヶ丘のモデルハウ スへ行った際、造作棚などを改めて見て、棟梁の丁寧な手仕事に感動。さらにそこで薪ストーブに一目ぼれし、「薪ストーブのある、木の家を建てよう!」と決めた。
　家中の至る所に良質な木材を採用し、使い勝手とデザインを考慮した空間づくりが随所に光る。玄関は、天井に施した杉の表情が軽やかさを生み出し、視線の抜けも感じられるように設計。
　リビングは小上がりならぬ、“小下 がり”の一風変わった造りになっている。「ソファや座椅子などは置きたく ないけれど、背もたれは欲しい」という要望に応え、リビングを段下がりの設 計に。背中にクッションを1つ置くだけ で、段差部分がソファ代わりになる上、AV周辺機器や本などを収納する棚もできて、すっきりと洗練された空間になった。明るく心地良いリビングは、Y様ご家族のだんらんの場になっている。
　至る所に採用されている造作家具は、使いやすさと美しさを兼ね備えた完全オーダーメード。どれも洗練されたシンプルなデザインで、空間を有効活用したものばかりだ。居住空間とのバランスを見ながら最適な収納を確保するだけでなく、造作棚などのおかげで、大きな家具を置かず、空間を広く活用することが可能。家の造りはもちろん、家具からも、棟梁の丁寧な手仕事を感じることができる。