棟梁からの投稿その７です！
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こんにちは、ある匠です

以前投稿したM様邸リフォーム工事は、無事お盆休み前に完成いたしました。
お住まいになられて、うれしいお知らせが私の手元に届きました。

ある匠の“血が騒ぐエピソード”をひとつご紹介します

リフォーム工事中に「昔使っていた大きなダイニングテーブルが倉庫の奥にしまってあるんだけど、4人掛け用に小さく加工して、もう一度家族で食卓を囲めるようになりませんか？」と、相談を受けました。
倉庫へ一緒に行ってみると、立派な6人掛けの大きなダイニングテーブル（写真がちょっと見づらいですが(^_^;)）

無垢の木でつくられているので、ちょうどいい長さに切って、天板を削って、足を付け替えて、塗装し直せば、使えます
「私がなんとかしましょう」　早速、血が騒ぐある匠…。

天板をお好みのサイズに切り落とし、脚の彫り込みの加工を作り直して、さぁ、完成！
と、思いきや…
「せっかくなら、世界に１つのテーブルにしましょう」
ご家族4人が好きなアイテムを、それぞれの席に彫り込んであげようと思いつきました
そして、奥様といろいろ相談しながら、印刷して下さった原画をもとに、、、

アイテムの大きさや、位置を確認して、

天板に掘り込み加工して、

違う色の木で作ったアイテムを埋め込みます

自然な風合いの塗装をして、それぞれ好きなアイテムを席に掘り込んだ世界にひとつだけのダイニングテーブルが完成しました

塗装が完成してお届けした際に、大変喜んでくださっているお姿を見て、幸せな気持ちになりました。貴重な経験をありがとうございました<m(__)m>
そして、末長く、笑顔で食卓を囲んで下さいね